スタッキングシェルフ用の引き出しをDIY(その2)
先日作った寝室収納に徐々にボックスを入れていますが、100均の段ボール製のものが多いです。
スタッキングシェルフ互換にした理由は無印良品の引き出しやカゴを入れたかったからなのですが、高くて買えないという矛盾…
引き出し以外でも無印のぴったりの大きさのカゴは3,990円もします。
スタッキングシェルフのサイズは囲い込み戦術
スタッキングシェルフを持っていた場合、他でで安いカゴを買って中に入れようと思っても、ニトリやホームセンターで売っているものは幅380mmになっていることがほとんどで、中に入れることができません。
この380mmというサイズは、カラーボックスから来ているようです。
カラーボックスには規格があるわけではありませんが、幅420mmのものが多いです。
枠の厚み10mm〜15mm(左右合わせて20mm〜30mm)を差し引くと内幅は390mm〜400mmとなるところから、少し余裕をもって中に入るカゴや箱の幅を380mmにしていると思われます。
それに対してスタッキングシェルフ1マスの内径は幅、高さとも375mmです。
ぎりぎりのところですが、一般的なカゴや箱が入らないのです。
スタッキングシェルフの顧客は無印良品の引き出しやカゴを買いつづけなければならないということになります。
他社のカラーボックスに無印良品の引き出しは入れる場合は多少の隙間はできるものの、入れることはできます。
良品計画の囲い込み戦術なのでしょうか。
自分の収納はスタッキングシェルフ互換(内径375mm)で作ってしまったのでもう後戻りはできません。
様々な方法を考えていますが、例えば無印良品のスタッキングチェストと全く同じ引き出しをDIYしたとすると材料費だけでも結構かかってしまいそうです。
また作れる自信もありません。
100均材料でフェイク引き出しを作成
100均(seria)でちょうど良い組み合わせを見つけました。
- 紙箱
たまたま幅185mmなので2個ならべると370mmとなり、スタッキング互換収納にぴったり納まります。 - 桐の板
幅150mm、長さ450mm、厚さ9mmという必要充分な大きさで、軽く加工もしやすそうです。 - 取っ手
seriaには可愛らしいDIY材が多くあり、これもそのうちのひとつです。
箱の手前に桐の板を貼り付けて取っ手を付け、縦2列の引き出し(と言えるかどうか疑問ですが)を作ろうと思いました。
まずは木材の切り出し図を書いてみます。
自作のソーガイドで切断していきますが、桐は柔らかく厚みもないので(9mm)、簡単に切ることができます。
切った板を木工用ボンドで貼り合わせ乾燥したものを、木工用ボンドで直接紙箱に貼り付けるという強引な手法です。
取っ手はドリルで穴を開けてからボルトを通し、裏側からはワッシャをかませてナットで締めました。
完成しました。
切り出し図とは少々違い、パッチワーク風になってしまいましたが、とりあえず初期の目的は果たすことができました。
切断面が揃っていませんが、重ねてノコギリで切断することにより横の長さを揃えるべきでした。
同じセットをあと2組作ればそれなりに統一感がでそうです。
かかった費用
いずれも100均のseriaで購入しました。
- 桐の板(150mm×450mm×9mm):3枚
- 紙ボックス:2個
- 取っ手:2個
計:770円
悪くないコストパフォーマンスだと思います。
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