寝室収納のDIYを考える PART2

壁全面(床から天井まで)の収納を断念

先日1日がかりで寝室の収納を計画して見ましたが、予算がネックとなり断念することとなりました。

現行の寝室壁収納をリメイク

現在寝室に設置しているイケてない収納をバラして作り直せば費用がかかりません。

以前の寝室壁収納

寝室の収納をばらしたものと自宅にある木材で使えそうなものをまとめてみました。

材料図

右下の大きな板が、リビング収納を作った時の余りです。
天板に使おうと思います。

細い4枚の板は旧テーブルを分解したものです。
その他は全て現在の寝室の収納を構成している部品です。

これらを使用し、低めの収納を制作するシミュレーションをしてみました。

低めの収納にする理由は、寝ている時の安全対策ということもあります。
地震の際に、無防備な状態の自分に荷物が飛んでくる危険を考えました。

6列×3段のスタッキングシェルフ互換に

半日がかりで木材のカット図と収納立面図を描きました。

簡易設計図

1マスの内のりのサイズは375mm×375mmに設定しました。
無印良品の引き出し(370mm×370mm)がぴったり収まるサイズです。

設計図

それにしても予備の板も含めて実に33ヶ所をカットしなければなりません。
自分は何しろノコギリが苦手です。

これは先日余っている板を使って踏み台を作った際に切断した断面ですが、酷いものです。

板の購入時であれば、安い金額で正確にカットしてもらえますが、ホームセンターは持ち込みの板はカットしてくれません。

一応「木材 切断 持ち込み」でググってみたところ、あるにはありました。
しかし車で行かなくてはならないところです。
先日生活費の見直しから車を売却したばかりだったのです。
車があればその時点でおそらくそこに電話をしてとおもいますが、もう少し自分で木材の切断ができないか検討しようと思いました。

電動丸ノコがあれば自分で簡単、正確にカットすることができます。
現在のマンションで、日常的にあれだけの音量を出すわけにはいきません。
一軒家に住んでいた時は電動丸ノコを持っていましたが、凄まじい音量だったことを覚えています。

「木材 切断 まっすぐ」でググると、ソーガイドというものが見つかりました。
木をまっすぐ切断するアイテムとのことです。

詳しくはスピンオフの記事に書きましたが、木材カットの目処はたちました。

下部スペースについて

図面を見ていて思ったが下の5センチのスペースは必要だろうかということです。

写真はリビング収納のものですが、このスペースははたして必要でしょうか?

6年使った上で機能の点から見た場合には何ひとつ意味はありませんでした。
ゴミが入って掃除の手間が増えただけです。

デザインから見たらどうでしょうか?

デザインの優劣は自分には判断することができないため「壁収納」で画像検索してみましたが、下にスペースを設けている商品は少数派でした。
一番下の棚を少し上げた上で穴を塞いでいるものはありました。
しかしそこまでするほどのことはないのではないかと思いました。
無印良品のスタッキングシェルフにも下部のスペースはありません。

設計図(改)

下のスペースは無くすることにしました。

木材カット

自作のソーガイドを使用し、2日かけて縦板、棚板をカット作業しました。
懸念された腰は故障するなく、ことなきを得ました。

自作ソーガイドを使って切断作業

カットした板を並べてみると、縦板はさほど問題ありませんが棚板が結構反っています。
ちなみにカットの精度は0〜プラス1.5mmくらいの間に収まっています。(プラスマイナスではなく、全て引いた線よりも長い方にずれています。)

1マスの大きさが375×375mmに対して中に入れる引き出しが370×370mmと5mmしか余裕が無いのが心配です。

棚の取り付け

棚受けの金具が到着し、早速取り付け作業を行ないました。

棚受け

組み立ててしまってからでは取り付けが大変になるため、先に取り付けを行います。
全48箇所を数時間かけてL字金具を取り付けました。

棚を載せながらひとつずつ棚と金具をネジ止めしていきます。

その後寝かして裏から筋交い役のベニヤ板を貼りました。

手前に傾き気味なので、底に100均で買ったフェルトを貼りました。

完成した寝室壁収納

完成か!?

しかしここで違和感が!
最上段の棚が縦に長いような気がします。

計ってみると約20mm長いことがわかりました。
一体どういうことでしょう?
縦板の長さは下記の計算で間違いないはず。

19+37.5+19+37.5+19+37.5+21=1203mm

原因がわかりました。
1203mmという数字は全体の高さであり、縦板の高さはあと21mm短くしなくてはならなかったのです。

この後の選択肢は3つあります。

  1. 縦板の上部を全て21mm切断
  2. 棚板の位置を全て21mm上に移動
  3. とりあえず放置

3. を選択しまた。

中に入れる引き出しやかごはゆっくり選んでいきたいと思います。

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