5月・6月分水道料金
今回請求分の水道料金が3割減少
5月、6月分の「水道・下水道使用水量等のお知らせ」が届きました。
2ヶ月ほど前から水道料金の節約に取り組んでいる効果が現れました。
前回検診日 2年4月17日
今回検診日 2年6月17日
61日間
使用水量 20m2
請求予定金額 3,401円
過去の記録がある5〜6月分使用量料金と比べてみました。
2015年 5,425円
2016年 4,233円
2017年 4,233円
2018年 記録なし
2019年 5,425円
2020年 3,401円
過去5年間の平均と比べ3割減となっています。
下記の対策の効果が現れました。
- 残り湯を洗濯に利用
- 湯船の湯を全部捨てず、半分残して次回は熱い湯を足すようにする
- 台所のシンクに桶を置き、すすぎの水を減らす
- トイレで「小」のときは水が少ない方で流す
- 手洗い、歯磨きの際に水の出しっぱなしをしない
水道料金の計算方法(横浜市の場合)
料金節約金額設定のため、水道料金の計算方法を調べてみました。
水道料金の計算方法は市区町村ごとに異なっており、横浜市の場合は使用量による料金の計算方法は下記のようになっています。
(使用量、料金は2ヶ月分のもの)

使用量がゼロでも3,124円より安くはなりません。
横浜市の場合、基本料金というものがないが、実質的には2ヶ月間で3,124円の最低金額が基本料金のようなものです。
グラフにするとこのようになります。

この表とグラフから下記のことが読み取れます。
- 計算の元になる使用量はm3単位の大雑把なもの
- 使用量を16m3より少なくしても金額は同じ
- 17m3から20m3までの料金は増加は緩やか
使用量を19m3以下に抑えることは難しく、生活レベルが著しく落ちる割に効果が少なくなります。
今後は使用量が20m3を超えないようにすればよしとします。
水道料金の計算方法(東京23区の場合)
水道料金は市町村ごとに料金が決められており、使用量における金額の計算は自治体によって異なります。
参考までにと思い、東京23区の料金を計算してみました。
東京23区の場合は少し計算が複雑になります。

東京23区の場合、検針は2ヶ月に1度ですが、計算は1ヶ月ごと分けて行われます。
仮に2ヶ月の使用量が59m3だった場合、1月目を30m3、2月目を29m3として計算されますが、上記の表はそこまで計算していないため1月目と2月目を同じ金額とした概算の金額となります。
自分の今年5−6月の使用量をあてはめると、1ヶ月あたり10m3(2ヶ月で20m3)で、4,532円ということで、横浜市と比べて3割以上高いことになりました。
東京23区と横浜市の使用量あたりの料金をグラフにしてみました。

東京の方が高いですが、さほどの差はありません。
どうせ大差がないのなら、計算方法をもっと簡易にした方がいいのではないかと思いました。
ちなみに総務省発行の家計調査(2019年)によると、単身世帯の平均は月額2,120円とのことです。
自分の場合これまでは平均以上の量を使っていたものが、節約により平均より少なくすることができたわけです。
自治体による料金の差と今後の水道料金
「水道料金 比較」でググってみると、20m2使用の場合で最も安い兵庫県赤穂市が961円、最も高いのが埼玉県寄居町で7,695円とのことです。
ずいぶん差があるものだと思いましたが、各自治体によりかかるコストや財政状態の違いがあるということなのでしょう。
財政難が報じられている夕張市が高額な方で3位に入っていることもうなずけます。
人口減と、水道インフラ老朽化への対策により、今後の水道料金の値上がりは必至と思われます。
電力は今後蓄電池技術等の革新によりコストが下がるかもしれません。
ガスは使わないという選択も可能です。
しかし仮に井戸を掘ったとしても下水の問題があるので、未来においても水道インフラは必要であり続けるでしょう。
そう遠くない将来には、水道行政が住む場所の選択に影響を与えるようになるのかもしれません。