スタッキングシェルフ互換の引き出しをDIY(その4)
スタッキングシェルフと同じサイズの収納を作ったのは、本来無印良品の引き出しを入れるためもありました。
しかし、この記事を書く前の時点で、無印良品の引き出しは、ひとつもありません。
理由はいろいろありますが、価格が高いと言うことが一因です。
効率的に収納するためには引き出しは必須です。
が、これまでは、なかなか満足がいくものを作ることができませんでした。
自分の技術では、引き出しの作成は難易度が高かったわけです。
そこで、無印良品の硬質パルプ製の引き出しをリメイクすることにしました。
引き出しに100均の桐の板を取り付けるわけです。
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引き出しに穴を開けることになるので、将来通常の使用に戻すことを想定し、引き出しは前後逆にして使用します。
まずは桐板から前面の板を切り出します。
桐板はいつものseriaのDIY用の板だと最大でも幅が150mmです。
必要な幅は185mmなので足りず、candoのまな板を使うことにしました。

4枚を束ねてノコギリで切断します。
真っ直ぐできれいに切断するために、自作のソーガイドを使用します。
ネジで取ってを付けて、同じネジで引き出し本体に開けた穴とつなぎます。
穴の位置を決めるため、図を描いてみました。

赤い点で書かれたのが前面の桐板です。
元々の引き出しよりひとまわり大きいので、いい加減に取り付けるときちんと閉まらなくなってしまいます。
穴の位置がズレることが予想されるので、引き出しに開ける穴は少し大きめに開けて後で調整できるようにします。
上の引き出しが重量で落ちてくると、前面の板がぶつかり引き出しが閉まらなくなってしまうので、高さ179mmの板を間にいれました。

前面の板と引き出しに穴を開け、取っ手とともに太さ4mm×長さ20mmのボルトとナットで取り付け完成しました。
もう一つ、同じ硬質パルプ製の4段の引き出しも購入していました。
こちらも引き出しは前後逆に使います。

板と取っ手の取り付けを裏から見たところです。

ボルトは直径4mm/長さ15mmのものを使いましたが、少し短くワッシャを入れるスペースが無くなってしまいました。
2つの引き出しのリメイクが完成しました。

もちろん引き出しが開きます。

費用
パルプボード(4個):3,490円
パルプボード(4段):3,890円
桐のまな板(厚さ15mm)×4:440円
桐板(90mm×455mm×15mm)×4枚:440円
取っ手=880円
ボルト・ナットセット×2=220円
合計:9,360円
同じ引き出しの数のものを無印良品で買った場合は、23,980円になります。