杉一枚板テーブルの脚をDIY

これまでのテーブル遍歴

  1. ウレタン塗装のテーブル
    結婚していたときから20年以上使っていました。
    ウレタン塗装の手触りが好きではないとは思いながら、かと言ってどうすることもできないでいました。
  2. 自作テーブル
    無垢無塗装のテーブルを買うつもりでいましたが、ホームセンターに行った際にアイディアがひらめき、その場で木材を購入・カットして作成しました。
    過去記事:ダイニングテーブル簡単DIY
  3. 天板を修正材一枚板に変更
    ホームセンターに行った際、杉集成材の一枚板(¥3,980)を見つけました。
    サイズは1800×900。
    速攻で買って自作のテーブル天板と交換しましたが質感が安っぽく気に入りませんでした。

無垢一枚板に魅了される

自転車散歩中、近所に無垢一枚板専門店を見つけました。
これまでも一枚板テーブルを見たことはありましたが、その店では全ての商品が無垢の一枚板でした。

杉、檜、栗、松、欅、ナラ、栃、桜、ウォールナット、マホガニー・・・

どれも見た目が全く違い、それぞれに味があります。
いつもならば即買いしているところです。

そうしなかったのは、いずれも金額が20万円超と高かったからです。

その後ネットで探したり、様々なところに板を見に行ったりしましたが、どれも金額がネックとなり購入に踏み切れずにいました。

杉の無垢一枚板と運命の出会い

いきつけの木材店にDIYの材料を買いに行ったときに杉の一枚板に目を留めました。
テーブル天板用ということではなくカットする過程の板をたまたま置いていたようです。

サイズを測ると1650×790(710) ※カッコ内は最短部分

厚さは約60mmですがカンナ仕上げをすると10mmほど薄くなるということでした。
50mmならばちょうどいい。
幅はもう少し欲しかったのですが、なんとか許容範囲だと思いました。

金額を聞くと5万円とのことなので格安と言えます。

3日ほど考えて購入を決定しました。

脚は90mm×90mmの杉材で作成

現在の38mm角の脚では華奢過ぎて強度も心配であり、それよりも見た目に違和感があります。

通販サイトで売られているものは金属と木材のものがあり、木材であれば丸材と角材の選択肢がありました。

いろいろネットで見ていると、無垢一枚板の場合は角材のものが多いようでした。
厚みのある一枚板には太い角材が見た目にもしっくりくると思いました。

ただし、なぜかほとんどのものが一体型ではなく分割されているものがほとんどです。
また、結構な金額もします。

自分で作れるだろうと判断して設計してみました。

角材の太さは90mmと60mmで想定してみましたが、90mmの方を選択しました。

角材には2種類あります。
細い木材から1本だけとるものと、太い木材から複数とるものです。
断面図で見るとこのような違いになります。

使用上この二つに違いはあるのでしょうか?
使用時に上部の切断面が見えることはありませんが、木材としては左の方が良い物のように思えました。

反りにくのではないかとも思います。

少し高いが左の方を購入することにしました。

組み立ては少々難航

全てネジ留めですが、木材の厚さが90mmなので、普通にネジ止めした場合120mm以上のものが必要になり、そこまで長いと工作の難易度が上がり時間がかかってしまいそうです。
そこで角材の中心部程度までネジ頭が通る穴を開けた上で、木材の途中からネジを打ち込むことにしました。
図に書くとこうです。

接続部分は全12ヶ所、各接続部分にネジを4本使用するので、全部でネジの本数は48本に達します。
その1本1本に対して上記の工程が必要です。

家でやるにはドリルの使用時間が長くなりすぎ近所迷惑になると思い、穴あけ作業のみ木材店の場所をお借りしましたが、半日近くかかりました。
確かに大変な作業ではありましたが、ここまで時間がかかった原因が自宅にあった道具がドリルではなくインパクトドライバーという機種であり、穴あけにはあまり適していないものであることが一因でした。
DIY初心者はドリルドライバーを買うべきであるということが分かったのは数年後のことでした。

家でネジ止め作業を行い、脚ができあがりました。

なかなか丈夫そうです。

ついに完成

天板は乗せるだけです。
天板が重いのでずれる心配はなさそうですが、一応ずれ防止のため間に薄いゴム板を挟んであります。

一枚板には「耳」がある

丸太から切り出した一枚板の場合、木の外側だった部分を耳といいます。
耳があることが一枚板の証です。
耳は斜めになっている場合が多いので、広い面と狭い面があります。
ほとんどの場合上記の写真とは違い、狭い方の面を上にしていることが多いですが、耳をあえて見えるようにしているからだと思います。
自分が買った板の場合は幅の広さが許容範囲ぎりぎりだったため広い方の面を使うことにしました。
乗せているだけなので、いつでも裏返すことは可能です。

汚れと傷の対策

しばらく使用していると、醤油をこぼしたりへこんだりしてきてしまいます。
杉材は柔らかいため、傷や汚れがつきやすいです。
塗装すればかなり傷や汚れはつきにくくなりますが、自分は白木の見た目と感触が好きなので塗装はしていません。

たとえ塗装してもウレタン塗装でない限りは、汚れをある程度防ぐことができるでしょうが傷は避けられないでしょう。
うちは自分ひとりなのでそれほど痛むことはありませんが、小さな子供がいるような場合は硬めの素材、例えば樫、栗などを選んだほうが良いと思います。

傷付いたり汚れたりした場合は、熱湯で絞ったタオルで拭いたりサンドペーパーで削るなどの方法があります。

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