ベッドフレームをDIY 〜SPF材+檜材(設計図付き)〜

はじめに

1年前にブログを開設し、1番目に書いたのがこの記事でした。
説明不足の点が多く、なによりも材料の寸法が違うというミスを犯していることに気づきました。

1年あまり経過してしまいましたが、数字を修正し、図面を描き直しリライトさせていただきました。

設計図および木材切り出し図をPDFでダウンロードできるようにしてありますので、木材の購入/切断の際に役に立つと思います。

久しぶりのベッド

引っ越す際にベッドを採用することにしました。
それまではフローリングに布団をしいて寝ていたのでした。

寝具売り場を見てみると金額は2〜4万円からとそれほど高くはありませんが、安価なものは作りが華奢で寝た時にしなってしまいそうに見えました。
まあまあの物だと10万円くらいしてしまいます。

セミダブルサイズを自分で作ることに決定

自分が欲しいものは、見かけよりも頑丈さと寝心地の良さです。
価格を含めて希望する物が売ってなければ作るしかないと思い、設計作業に入りました。

コンセプトは以下の通りです。

  • セミダブルサイズ
  • 基本構造にはSPF材を使用(安くて丈夫)
  • しなり過ぎない構造に(梁方式)
  • すのこだけはひのき材で(いい香りがしそう)
  • ベッドの下を収納にはしない(風通し優先)

設計図と必要な材料

設計図を書いてみました。
※2021年4月に描き直したものです。

使用するSPF材と檜材は以下の通りです。

完成重量を推定してみました。
※SPF材(ツーバイフォー、断面38×89)の重量を1.4kg/mとして計算

140×38×1950(×2)→8.59kg
140×38×1124(×2)→4.95kg
89×38×1874(×2)→5.25kg
89×19×1874(×2)→2.62kg
89×38×230(×2)→0.64kg
89×38×850(×2)→2.38kg
89×38×1022(×3)→4.29kg
105×15×1120(×14)→10.22kg
※ひのき材もSPF材と同じ重量で計算

合計38.94kg 

結構重いような気がしましたが、一度に持ち上げるわけではないので問題ないと判断しました。

ホームセンターで木材購入と切断

木材購入のためホームセンターへ。

ツーバイフォーの木材はどこのホームセンターにも売っていますが、品数が少ないところだと6フィート(1820mm)のサイズしか売っていない場合があります。
今回使用する長さはそれを超えている物があるため、8フィート(2438mm)以上の長さを扱っている店舗を選ぶ必要があります。

購入・切断のための切り出し図です。

PDFファイルはこちら(12フィート材からの切り出し図もあり)

購入した時点では両端の切り口が粗かったり汚れていたりするので、ムダを承知で切り落とさなくてはいけません。(斜線の部分がムダになります。)

店で板を選ぶ場合は、かざしてみると結構曲がっているものもあるので一応チェックして、あまりに曲がっているものは避けました。(多少は曲がっていても大丈夫ではあります。)

素人がDIYする場合に、大きな壁となるのは切断作業です。
ノコギリで正確に切断するのはかなりの熟練が必要です。
自分は素人ですし、電動ノコギリもないので、サイズにかかわらず切断は購入時にお願いすることにしています。

たいがいのホームセンターには巨大な電動ノコギリがあり、安い金額で正確にカットしてもらうことができます。
1カット30円〜50円ほどなので、上記図面の場合は16カットで500円〜1,000円くらいです。

運搬の際は普通の小型車でも積み込むことは可能だと思いますが、無理な場合には、ほとんどのホームセンターでトラックを無料で借りることができます。

組み立て作業

作業は全て自宅で行いました。
ほとんどが電動ドライバーを使った作業となります。
ネジを回す他に穴を開ける作業があるので、電動ドリルドライバーは必須です。

ドリル、ドリルドライバー、インパクトドライバー、振動ドリル、振動ドライバードリル、マルチインパクトドライバー等様々な種類のドリルやドライバーがありますが、木材に穴を開けてネジで留めるという用途に必要充分な機能を持つのは「ドリルドライバー」です。

1. 外枠を組み立てる

まずは、主要構造部を床に並べてみます。
あとでわからなくならないよう印をつけておきます。(本体にではなく養生テープ貼って記入)

ベッドフレーム制作中

ネジ留めする前に、木材の割れを防ぐため先に穴を開ける作業が必要です。それをやらないと、木材に負担がかかり木目に沿って割れてしまうことがあります。
この作業は当然ネジの本数分必要になります。

ネジは4.2×75mm(商品名コースレッド)を使用しました。

2. 梁を取り付ける

すのこを載せるための梁を取り付けます。

ベッドフレーム制作中

実際の使用状態とは逆さまになっています。
内側の両端にひのき板を敷き、その上に梁材を載せることにより、完成時に上面がフラットになります。

外側からネジ留めし、梁材を固定します。

ひとまわり細いドリルで先に穴を開けてからネジで留めるという作業をひたすら繰り返します。

3. 足と頭を取り付け

頭と脚をネジで取り付けます。
この時もやはり、ドリルで穴を開けてからネジ留めします。

しかしそれだけでは不安だったので、ツーバイフォー用のL字金具を併用しました。

すのこは載せただけです。

思い通りのものが完成

すのこだけは贅沢をしてひのき材を採用しました。

完成したベッドフレーム

頭との接合部分のみL字金具で補強しました。

かなり満足な出来栄えです。
これ以上望むことはないと言っても過言ではありません。

金額はすのこを除き10,000円くらいです。
ネジは400本入の箱で購入すれば1本1円以下の計算です。

節約できた分で、マットレスは少し良いものを購入することができました。

その後、ベッドサイドに時計や携帯を置く場所が必要と思い、幅90mmほどの板をL字金具で取り付けました。

ベッドフレームに棚を取り付け

使い始めて7年になりますが、ガタや軋みなどの問題は全くありません。

シングルサイズとダブルサイズについて

実際に作ってはいないのですが、同じ構造でシングルサイズとダブルサイズの設計をしてみました。

各サイズのマットレスの大きさの違いは以下の通りです。

シングル:幅97cm、丈195cm
セミダブル:幅120cm、丈195cm
ダブル:幅140cm、丈195cm

どの大きさでも丈の長さは変わりません。
幅の狭いシングルサイズは梁の数を減らし、ダブルサイズでは増やしました。

ダウンロードはこちらから
シングルサイズ
セミダブルサイズ
ダブルサイズ

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