自家製果実酒でおいしい手作り酎ハイ
今年も梅酒を漬けてみました。
飲めるのは9月の予定なので、だいぶ先になります。
それまで待っていられないので、以前からやってみたかったいろいろな果物での果実酒を作ってみました。
自作の果実酒で酎ハイ
果実酒を作る主な理由は美味しい酎ハイ飲むことですが、節約する意味もあります。
先日酒の種別によるコストの違いの記事でアルコール1mlあたりのコストを計算したところ、缶酎ハイのコストが意外と高いことに気付きました。
酒に酔う度合いは酒に含まれるアルコールの量に比例すると仮定すると、一定のアルコールあたりの金額を調べれは様々な酒の「酔うための」コストがわかります。
自分の記事からの抜粋ですが、発泡系飲料と焼酎のコストは以下の通りです。
ビール 11.7円/ml
発泡酒 6.6円/ml
缶チューハイ 4.89円〜8.67円/ml
本格焼酎 3.6円/ml
甲類焼酎 1.89円〜2.98円/ml
自分の場合、さつま白波などの芋の本格焼酎が好きなので水割りやお湯割りを飲むことが多いのですが、暑い時など酎ハイなどの冷たい炭酸飲料が飲みたくなります。
自作酎ハイを作った場合のコストを計算
多くの種類を楽しみたいので、900mlのビンを使っています。
1ビンの果実酒の中身は例えば下記のようなものです。
- ホワイトリカー 550ml(420円)
- パイナップル半分 200g(100円)
- 砂糖 100g(24円)
合計 544円
ここから缶酎ハイ1杯分(350ml)あたりのコストを計算してみました。
酎ハイ350ml缶(アルコール5%)に含まれるアルコール量は17.5mlです。
果実酒1ビンに含まれるアルコールは550mlでアルコール35%なので、全アルコール量は192.5mlです。
1ビンに酎ハイ350ml缶11杯分のアルコールが含まれていますので、350m1缶分あたりのコストが49円になります。
果実酒70mlに炭酸水280ml(280ml=28円)を加えると350ml(アルコール分約5%)となり、1缶分のコストは80円弱になります。
美味しい、安い、添加物なしの三拍子揃っています。
砂糖は最初氷砂糖を使っていましたが、価格が高いので最近は白砂糖を使っています。
氷砂糖の場合は1日で溶けますが、白砂糖の場合は放置しておくと下に溜まっていつまでも溶けませんが、漬けた翌日に一度混ぜれば大丈夫です。
様々な果実酒の作例
梅酒は漬けてから3ヶ月待ちますが、他の果実酒の場合は1週間以内に飲んでしまっています。
パイナップルは200円くらいで売っていることもあり、900ml1ビンに使う量は半分で充分です。
- パイナップル(半個分)200g
- 白砂糖100g
- 甲類焼酎25度550g
いつものホワイトリカーではなくアルコール度が低い焼酎で作ってみました。
パイナップルの味が濃く出ていてとてもおいしいです。
無農薬の夏みかんなので、皮も一緒に漬け込みました。
- 夏みかん230g(半個)
- 氷砂糖100g
- ホワイトリカー35度500ml
爽やかな苦味と甘さがちょうどいいです。
果肉は食べてしまいますが、飲み終わった後マーマレードにしてもいいと思います。
グレープフルーツを絞って果汁のみを混ぜました。
420gの個体から241gの果汁が取れました。
- グレープフルーツ果汁241g
- 白砂糖100g
- 甲類焼酎25度500g
これだと作ってすぐに飲めます。
果肉も相当量混ざっていますが、気にせず飲みます。
こうなるともはや果実酒というかカクテルと言ったほうがいいのかもしれません。
細かいことは言わず、果汁と酒が混ざっていればいいと思っています。
梅の場合はすりおろすのが難しいのと綺麗な琥珀色がいいという固定観念があるのでやろうとは思いませんが、柑橘系の果実の場合は絞るのもありだと思います。
檸檬堂は一時人気により出荷を停止していたことがあり、私もハマっていた時期があります。
檸檬堂のホームページによると、前割りレモン製法と言って「レモンを丸ごとすりおろしお酒に漬け込む」だそうです。
無農薬のレモンが手に入ったら前割りレモン製法というのをやってみたいと思います。
おまけです。
苦労して取ったマタタビで2年前に作ったマタタビ酒です。
結構な薬臭さなので、なかなか飲む機会がありません…
キッチン収納改造した際に果実酒置き場も設けました。
様々な果実酒を楽しみ、節約にも役立てたいと思います。