丸テーブルの脚をDIY
丸テーブルの脚が壊れてしまったので、角材でとりあえずのものを作ってしのいでいました。
元々下記のような立派な脚がついていたのですが、ある日突然崩れ去ってしまったのです。
亡くなった母が使っていたテーブルなので、捨てる気にはならず、天板だけもと思い生かしていたわけです。
とりあえずの脚は見た目もよくない上、安定が悪く気に入っていませんでしたが、他に良いアイディアを思いつかず、数年間我慢して使っていました。
小型の丸テーブルに適した脚は、ネットで探しても、気に入ったものがなかなか見つかりませんでした。
ある時、作業用のテーブル脚の手法でやってみることを思いつきました。
自分で作れそうで、かつ安定性がありそうに思えたからです。
基本構造は、2枚の板に切れ込みを入れ、組み合わせるというものです。
簡単な図面を描いてみました。
当初は曲線状に切れ込みを入れようと考えましたが、電動糸ノコが無いと無理だと判断しました。
手動の糸ノコでは、歯を支えるアーチが板にぶつかってしまい、カーブを曲がりきれなくなると思われたからです。
マンション住まいなので。大音量が出る電動ノコを使える環境ではありません。
直線的なデザインで我慢することにしました。
簡単な切り出し図を描きました。
手動ノコでは結構大変な作業ですが、なんとか材料を切り出すことはできそうです。
かつて使っていた畳サイズのテーブル板から900mm×476mmの大きさを切り取り、2枚の材料を切り出します。
自作ソーガイドにより、切り口はまあまあきれいに切れるようになりました。
切り欠きの奥にはドリルで複数の穴を開けてへし折り、金やすりで凸凹を削りました。
かなり荒っぽいですが、見えないところなので・・・
2枚の板材が切り出されました。
2枚の板を組み合わせます。
余裕のある切り欠きの大きさにしたにもかかわらず、意外な頑丈さに驚きました。
天板を載せてみます。
載せただけで固定していませんが、不思議なほどガタつきはありません。
そのうち、ヒマをみて塗装しようと思います。