コードレス掃除機にサイクロンユニットを装着

集塵方式による長所と短所

掃除機の集塵方式には大きく分けて2種類あります。
それぞれの長所と短所を簡単にまとめました。

長所短所
フィルター式安価フィルターがつまると吸引力が弱まる
フィルター清掃あるいは交換が必要
サイクロン式強いパワーが継続
フィルターの清掃・交換が不要
高額

サイクロン式の落とし穴

落とし穴その1 無駄に吸引力が強い

サイクロン掃除機に限らず、現在の多くの掃除機には吸引口には回転ブラシがついています。
じゅうたんの掃除をするときは効果的だと思いますが、現在ではじゅうたんの無い家が多いです。

フローリングしか無い家にはそこまでの吸引力は必要無いので、回転ブラシがセットされている高額なサイクロン式は無駄だと思います。

落とし穴その2 吸入口ブラシの清掃が必要

以前サイクロン式を使っていたことがありますが、吸入口のブラシに髪の毛が巻きつくことに閉口していました。
サイクロン式に限らず、現在の多くの掃除機は吸入口の回転ブラシにより集塵性能を高めています。

ゴミの集塵に対しては大きな効果を発揮しますが、ブラシには徐々に髪の毛やゴミが絡みつきます。
絡みついた髪の毛はk、吸入口を分解し、カッターで髪の毛を切った上で引き剥がさなくてはなりませんでした。

サイクロン式の長所はフィルターメンテナンスが不要であることが長所であったはずですが、フィルター交換より大変な吸入口ブラシの清掃が必要ということは、大きな落とし穴でした。

それぞれの長所を合わせ持った掃除機とは

紙パックフィルターの交換の必要が無い安価な掃除機を探していましたが、なかなか見つかりませんでした。

そして2016年に見つけたのが既存の掃除機に取り付けることができる「サイクロンユニット」です。

本体とサイクロンユニットの接続は差し込むだけですが、接続が緩かったのでサイクロン側に養生テープを巻いて調整しています。

吸入口から吸い込まれたゴミはサイクロンユニットを通過する際にゴミを置いていき、掃除機本体にはゴミが取り除かれた空気のみが届くという優れものです。

電源は不要です。

掃除中の画像ですが、サイクロンユニットの中でゴミがひとまとまりになって回転しています。

全体像です。

自分が持っていた掃除機はBOSCH製でしたので、接続できるかどうか心配でしたが、Amazonのレビューを頼りに購入に踏み切りました。
ちなみにBOSCH製品を購入した理由は、持っていたBOSCH製ドライバーセットの電池を流用することができたからです。
本体より電池セットの方が高額でしたので。

吸入口にブラシがついているタイプの場合は、電源供給のためパイプの断面が単純な円形になっていないので、装着できない場合がほとんどだと思います。

ゴミ捨てとメンテナンスの簡単さ

なんといっても便利なのはゴミ捨ての簡単さです。
透明のカップ部分をカチッと外して逆さにして捨てるだけです。
ゴミは丸まっていてスムーズに落ちるので、周りに散らばったりすることはありません。

下記は掃除機本体のフィルターですが、5年半使ったものです。

5年間開けたことがありませんでしたが、今回初めて外してみました。
放置していた理由は、吸引力の低下を感じなかったからです。

確かにフィルターは汚れてはいますが、まだ余力がある感じです。
もしフィルターが紙パックだったとしたら、まだ交換しなくていいいレベルだと思います。

まとめ

じゅうたんがない我が家としては、非常に満足しています。
吸い込まれたゴミがクルクル回って増えていくのは、見ていて掃除をしている充実感があります。
なんといってもゴミ捨てがラクなことには助かっています。

私の購入時にはリョービ製と無名メーカーのものしかありませんでしたが、コードレス機では大きなシェアを持つマキタでも2018年からサイクロンユニットの発売を開始しました。

掃除機の購入を予定している方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

枝豆の茹で方新説