プラダンでディスクケースの箱をDIY

古いCDに加え、TV番組や映画を録画したDVD・ブルーレイのディスクが増加し続けています。

以前、CDやDVDを入れる箱を探しましたが、なかなか過不足の無い大きさのものが見つかりませんでした。
最も近い大きさのものがこれでした。

幅はぴったりなのですが、高さが必要以上にあるため、箱を重ねて収納スペースに入れることができませんでした。
上の部分を切ればいいのかもしれませんが、取っ手の穴があるため構造上弱くなると思い放置していました。

プラダンという素材を知った今では、ぴったりの大きさのものを作ることができます。

家にあるCDやDVDの透明プラスチックケースの大きさを調べてみたところ、ほとんど全てが、幅142mm/高さ124mmでした。
例外として1個だけ幅142mm/高さ129mmのものがありました。
少し余裕を見て、最大サイズ幅145mm/高さ129mmを想定することにしました。

展開図を作成するにあたって、折ったことによるサイズの変化を考慮する必要があります。

2.5mm厚のプラダンの場合、折り返しの外側が1mm膨らみます。
内側のサイズはそこから厚みの分2.5mmを差し引くことになり、1.5mm狭くなります。

上の写真では繊維を断ち切るように折っていますが、繊維と平行に折る場合でもほぼ同じ結果でした。

折った時のサイズの変化を加味した上で作成したのが下記の展開図です。

展開図

①の5.5mmは2度折ったことに3mm分と2.5mmの板を挟むことによるものです。

②はあとで分解する時際に、取っ掛かりが無いと外すことができないと考えました。

③は理論値では2.5mm削るところですが、固定力を増すためにあえて少なめにしています。

展開図はInkscapeを使って描いています。
inkscapeは数少ない無料でCAD寄りのお絵描きソフトであり、Illustratorと似た機能があります。

本格的なCADほどではありませんが、展開図を描くには充分です。

Inkscapeの画面

上記はInkscape画面の一部をキャプチャしたものですが、図形の大きさを数字で入力できるところが便利です。

製作過程

展開図を油性ペンでプラダンに書き込み、不要部分をカッターで切り取ります。

切り出されたプラダンの板

小さい物差しでは作業性が悪いため、60cmの物差しを自作しました。

手製の長尺物差し

600mm幅の端材として売られていたMDFボードを幅10cmにカットしてもらい、油性ペンで目盛りを書き入れました。
幅が広いので押さえやすく、作業効率が格段に向上しました。

折るラインを平らなものでつぶします。

ヘラでプラダンに折り目をつける

線を入れたところを内側にして組み立てます。

箱を組み立てているところ

切り欠きのある面は最後に折り込みます。

角の拡大写真

角のところはこのような加工になっています。
直角に折る場合、内のりが1.5mm狭くなりますので、直角が2ヶ所で3mm、2.5mmの板を挟む分も含み、合計5.5mmの間隔を開けて2ヶ所に折り目をつけます。

接着はせず、組み合わせるだけで完成しました。

完成したケースにプラケースを入れてみたところ

サイドが二重になっているので、かなりしっかりとした作りになっています。

DVDやブルーレイのディスクが無駄なく収納できました。

ふたも作ってみました。

蓋付きの完成写真

折り返し部分が短いため接着無しの工法は難しく、はんだごて接着を行いました。

一応ふたの展開図も置いておきます。

ふたの展開図

2.5mm厚の安価なプラダンでもかなりしっかりとしたものが作れることが分かりました。
今回作成した箱は、1800mm×900mmで¥198円の板1枚から2個作ることができます。
金額が安いことはもちろんですが、希望にぴったりの箱を作ることができるのが最大の利点です。

苦手なのこぎり作業が無く加工がしやすい、非常に可能性を感じる素材だと感じました。

しばらくは色々と作って遊びたいと思います。

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