タケノコ掘りのすすめ
タケノコが好き
年間でわずかな期間しか採ることができない旬のものが好きです。
ビワ、梅、サンマ、イクラ、松茸…etc
春はなんといってもタケノコです。
タケノコの掘り方
いくつかタケノコが生えているのが見えますが、これは伸びすぎです。
空気に触れる部分が多くなるほど、味が落ち、エグ味が強くなってしまいます。
このくらいがまで理想です↓
まわりの草とのわずかな色の違い、土が盛り上がったり色が変わっているなどの、わずかな手がかりから発見します。
できれば斜面に生えているものを探します。
そのほうが掘る土が少なく済むのです。
道具はこれだけです。
上はいわゆる「バールのようなもの」です。
スコップは100均のものだと弱すぎてすぐに曲がってしまいます。
写真のものはホームセンターで700円くらいでした。
ある程度掘った後、可食部のぎりぎりのところにバールを突っ込んで引き倒すのですが、きれいに分断することは難しく無駄がでてしまうことも多いです。
そんな時に「鍬」があると良いでしょう。
来年は購入を検討しようと思います。
可食部が少し削がれていますが、まあまあの型のものが採れました。
採ったらすぐに下茹でを
帰ったらすぐに下茹でをします。
近所の米屋でもらったぬかをいれて1時間くらい茹でます。(ぬかがない場合は、米のとぎ汁・重曹・灰などで代用可)
ぬかを入れるのは、エグ味を消すためです。
最初のうちは糠をたっぷり入れて1時間茹でていましたが、たくさん茹でてみた経験上、採れたてならば糠無しで時間も30分で充分ということがわかりました。(大型の場合は分割することが前提で)
掘ったばかりのタケノコは宝物なのです。
毎年4月はタケノコ三昧
定番のタケノコご飯です。
美味しんぼで見たタケノコの刺身をやってみました。
採ってからすぐにやったのですが…味がしない…
京都産じゃないとだめなのでしょうか。
行きつけの焼鳥屋にタケノコを持ち込んで焼いてもらいました。
天ぷら、煮物などもよいです。
生から作ったペペロンチーノは絶品でしたが、下記は絶対条件です。
- 条件1:地面から出ていないものを選ぶ
- 条件2:採ってすぐ調理する
そうでないとお腹をこわしてしまいます。(実際2度目にやったときは大変なことになりました。)
一番よく作るのは、牛肉と一緒に炒めたものです。
簡単で失敗がありません。
味付けはオイスターソースとコショウのみです。
毎年4月(ぎりぎりゴールデンウィークちょっと過ぎまで)は、まさにタケノコ三昧です。
今年は100本以上掘ることができました。
もちろん自分だけでは食べきれないので大半は人にあげるのですが、とても喜んでいただけます。
わざわざタケノコを掘る理由は
自分でタケノコを採る理由は、1にも2にも採れたてを食べるためです。
店舗に流通しているものだと、掘ってから少なくとも丸1日以上は経過しているのではないでしょうか。
収穫の楽しさもあります。
タケノコを見つけた瞬間はワクワクします。
子供のころ釣りで当たりが来た時の感覚に似ています。
コロナ自粛の折、運動不足解消にもなっています。
長くこの楽しみが続けられればと思います。
去年、滑落しそうになりながら?wの、タケノコ狩、楽しかったねえー。w
そういえば、去年シドミード展の翌日行ったんだった!
来年また来てね〜。