タケノコ掘りのすすめ 〜2021年版〜

タケノコを掘り始めて6年目となり、徐々にノウハウがたまってきました。
昨年も同様の記事を書きましたが、1年たった今、改めて書かせていただきました。

ちなみにここで紹介させていただくのは、全て孟宗竹(モウソウチク)という種類のタケノコです。
各種タケノコの中で、最も大きく味も良いとされています。

掘れる期間

ネット情報によると、関東では3月中旬から5月までとなっています。
私の経験上だと、関東南部の平地であれば4月上旬から5月上旬の約1ヶ月間です。

過去3月に探しに行ったことが何度かありましたが、いずれも空振りに終わっています。

シーズン終了は1行日記で確認してみたところ、例年ゴールデンウィークです。
おそらくそれ以降もタケノコ自体はあると思うのですが、温度が高くなって蚊が多くなることが行かなくなる原因となっています。

どこで掘るか

孟宗竹が生えているところであれば、必ずと言っていいほどタケノコは生えてきます。
太さがマダケよりも明らかに太いのですぐにわかると思います。
マダケが釣竿や竹刀くらいであるのに対し、孟宗竹は茶碗程度の太さがあります。

しかし、日本の国土の全てには所有権が発生しているため、どこで掘っても良いわけではありません。
以下の方法で掘る場所を探すことになります。

  1. 地主の方にお願いする
    法務局で登記簿謄本(登記事項証明書)を取得し、所有者に問い合わせるという正攻法です。
    登記簿謄本はネットで取り寄せる方法もあります。
    しかしながら土地所有者を見つけコンタクトが取れたとしても、おそらく警戒されてタケノコ掘りの了承を得ることは難しいとは思います。
  2. ネットで検索する
    「タケノコ掘り (地域名)」でgoogle検索すると数多くの情報が出てきます。
    コロナ禍の現在、中止になるイベントも多いとは思いますが、丹念に情報を検証していけばきっと良い情報があることでしょう。

タケノコの探し方

地面からほんの少し現れた芽を探します。

このように目視で見つけられることもありますが、葉や土に隠れていることもあります。
足裏の感触、土が濡れている、土が盛り上がっているなどの兆候を見逃さないようにするわけですが、これには多少の慣れが必要なようです。

初めて連れて行った人は、大体自分で見つけることができません。

掘るための道具

(クワ)があればそれだけで掘って切断する作業を楽に行うことができます。
しかしながら大きく重く、家に置いておくのが大変です。

そこで自分の場合は鍬の機能を3つの道具に分散して使っています。

左から紹介します。

  1. バール(のようなもの)
    釘抜きとして使っていた家にあったものです。
  2. スコップ
    園芸用の数百円で売られていたものです。
    100均のものだとすぐに曲がってしまい使い物になりません。
  3. ナイフ
    ホームセンターで山菜採りとして売られていたもので、千円くらいで購入しました。
    片側がナイフ、反対側がノコギリ状になっています。
    長さが15センチ程度以上の歯の厚いナイフでも良いでしょう。

【2021年4月27日追記】
上記の3つの作業をひとつの道具で賄える(くわ)を導入しました。

しかし普通の鍬だったので、ピンポイントに力が加えられないことに後で気づきました。
タケノコ専用のバチ鍬とうものがあり、刃の幅が細い造りになっているのですが、その方がより力がいらず効率がいいのです。

どのように掘るか

平地のものよりも、斜面に生えているものを主に狙います。
そのほうが掘る量が少なくて済むからです。

  1. バールで手前の土をほぐす
    バールの重さを利用できるよう、なるべく高い位置から振り下ろします。
    その際に土中の根を切り取るようにします。
  2. ほぐされた土をスコップで取り除く
    土が柔らかい場合はスコップだけで足りる場合もあります。
  3. ナイフで根の部分から上を切り離す
    ここが最も難しい部分です。
    可食部分ギリギリのところにナイフを刺して切断します。
    なるべく下まで欲しいのですが、刺す位置が下すぎると硬くてナイフが入りません。

一度で切断することは難しいので、並行の位置に刺し直して左右にぐりぐり動かして、完全に切断します。

参考動画もご覧ください。

初めてタケノコ掘りをする友人の映像です。
少々苦戦していますが、上手く掘れた後の表情がなんとも嬉しそうでした。

注意点

  1. 立つ鳥跡を濁さず
    その場である程度皮を剥がし、家での作業を軽減させます。
    剥がした皮は放置せず丸めて小さくまとめ、地中に埋め戻します。
  2. 滑落に注意
    斜面を歩いていると常に滑り落ちる危険があります。
    無理をしないようにしましょう。
  3. 蚊とハエ
    4月後半になると蚊が増えてきます。
    ある程度刺されることを覚悟が必要です。
    また、ハエはタケノコが大好物なので、収穫したタケノコには大量のハエがくっつきます。
    家に大量のハエを持ち込まないため、袋のタケノコを全部取り出し袋に詰め直す作業が必要です。
    もしハエが室内に入ってしまった場合は、部屋の電気を全部消し窓を開ければ、ハエは出て行きます。

茹で方

家に帰ったらなるべく早く茹でます。

茹でる理由は2つあります。
ひとつは毒を消すためで、これは熱により消えます。

もうひとつの理由は、エグ味抜きです。
エグ味は収穫直後からどんどん増えていきます。
しかし掘った直後のタケノコは、エグ味が少ないので、短時間の加熱で美味しく食べることができます。
茹で時間が短いと固めで、茹で時間が長いほど柔らかくなります。

掘った直後のものならば、皮がついたまま糠なども入れず30分ほどの茹で時間で充分です。
ただし茹でた後はすぐに水につけず、鍋に入れたままで冷めるまで待ちます。

短期保存方法

ジップロックなどの密閉できる袋に水と共に入れ空気を押し出し冷蔵庫で保管します。
毎日水を取り替え、1週間程度で食べ切るようにします。

長期保存方法

かつては冷凍できないと思っていましたが、砂糖をまぶして冷凍する方法で少なくとも1年程度保存できることがわかりました。
砂糖の量を料理で使う量にすれば、解答せず冷凍状態のまま砕いて鍋に投入することができます。

おすすめタケノコ料理

  1. 若竹煮
    わかめと鰹節出汁の相性が良く、いい香りがします。
    新鮮なタケノコならばアク抜きの時間が少なくてすむので、歯応えを味わえます。
  2. 崎陽軒風タケノコ煮
    もっともたくさん作っています。
    日本一売れているという崎陽軒のシウマイ弁当の中で2番目に人気のあるおかずだそうです。
  3. タケノコ餃子
    具材は豚挽肉とタケノコだけで作りますが、餡はちゃんとまとまります。
    タケノコのコリコリ感がたまりません。
  4. 天ぷら
    見栄えの良い穂先の部分を揚げるのが一般的ですが、根っこの方のコリコリとした感触も好きです。
  5. 中華ちまきに挑戦 〜正四面体に包む〜
    タケノコの量を遠慮なく使うことができます。
  6. タケノコの丸焼き
    小さめのタケノコを皮のついたまま、200度のオーブンで60分焼きます。
    水煮とは全く違う味の濃さがあり、珍味と言えます。
    新鮮なタケノコならではの調理法です。

dav

シーズン終わりまであと3週間、充分楽しもうと思います。

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