耳が痛くならず外れにくいマスクを製作

スポーツや就寝の際にマスクが外れて困ることはありませんか?
また、連日のマスク着用により耳の裏側が痛くて困っている方は多いと思います。

従来のマスクで困る3つのケース

現在存在するマスクのほとんどはマスクのストラップを耳にひっかけるようになっているため、下記の場合に不満を感じるのではないかと思います。

1.スポーツ時に外れてしまう

私が通っているブラジリアン柔術の道場では「スパーリング」という練習方法があります。
簡単にいうと試合のシミュレーションであり、もっと簡単に言うと取っ組み合いです。

スパーリングの際にはお互いの唾液の飛散を少しでも減らし感染のリスクを低めるためお互いにマスクを着用しているのですが、スパーリング時にマスクが外れやすいという問題に直面していました。

2.就寝時に外れてしまう

喉の保護のため睡眠時にマスクしている方は多いのではないでしょうか。
誰しも寝ている間は何度も寝返りをうち、しかも頭部が常に枕に接しているためかなり外れやすい状況になります。

3.耳の後ろが痛くなる

長時間マスクを着用しているとストラップにとの摩擦で耳の後ろが痛くなることがありますが、耳にストラップをかけている限りは完全に回避することはできない問題です。

従来のマスクの不便を回避する方法

上記3つの問題に対しての対処方法はあまり多くはありません。
私が知っていたのは、ひとつはストラップの材質を柔らかくすること。

もう一つは左右のストラップを後頭部でつなぐ方法です。

こんな感じです。

しかしながら、いずれもすっきりとした解決方法ではないと感じていました。

ある日一緒に練習している道場生の方が方がこれまでに見たとのないマスクをしていることに気づきました。
ストラップを耳に引っ掛けるのではなく、首と後頭部に巻きつける方式でした。

装着状態はこのようになります。
感想を聞くと、スパーリングしていても全く外れることが無いとのことでした。

しかし金額を聞いたところ結構な金額(1,600円)ということなので、自分で作ってみることにしました。

作成方法

ゼロからマスクを作る能力はないので、100均のマスクを改造します。
マスクのストラップが本体に接着されているものではなく、サイド部分をストラップが通過しているタイプのものを選択します。

ストラップを切断し、やはり100均で購入したゴムひもに交換します。

1本のストラップをこのように通します。
新旧のストラップを糸で結んで引っ張ることにより容易に交換できます。

元々マスクについていた、長さを調整する部品を取り付けます。

固定する場所は1ヶ所だけです。
その際は2本のストラップを糸で縛り、ストッパーに先に糸を通し引っ張ることによりストラップを通過させます。

ストッパーにより長さ調整も可能です。

ストッパーが無い場合

適当な位置で2本まとめて結んでしまってもかまわないですが、ストッパーの代わりに結び目を2つ作ることで長さを調整することができます。
結び目は1つだけでも役割は果たしますが、2つあったほうが保持力が分散されるため外れにくくなるはずです。

マスクの着用方法

1.マスクから半円状に出ているストラップを上から被ります。

その時顔の前にあるマスク本体は表側が下あるいは自分の方を向いています。

2. 次にもう一方のストラップを上から被ります。

3. ストラップが引っ張られたことにより縮んだマスクのサイド部分を引っ張りまず。

必要に応じて長さを調整して完成です。

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