便利になっていた横浜市立図書館 〜ネット検索とお取り寄せ〜

今年、生まれて初めて図書館でカードを作りました。

きっかけは利用駅の駅前に図書館の取次所ができたことでした。
最寄りの図書館は遠いため、これまでに利用を考えたことは無かったのです。

また蔵書をネットで検索し、最寄りの図書館や取次所まで取り寄せることができるようになっていることを初めて知りました。
毎日のように利用している駅前で欲しい本の受け取りと返却ができるようになっていたのです。

しかも無料です。

ネットで検索とお取り寄せの概要

実際に本を借りるためには図書館へ行き図書館カードを作る必要があります。
必要なものは横浜市内に住んでいるか仕事をしているかを証明できるものだけです。(マイナンバーカード、運転免許等)

申込書は図書館に用意されていますが、横浜市のサイトよりダウンロードすることも可能です。

図書カードがあれば以下のことができます。

横浜市の市立図書館の蔵書から検索

横浜市の18の区に1つずつの市立図書館があり、その蔵書の中から検索することができます。
検索はタイトル・著者名・出版者・テーマ・出版年などから自由に組み合わせることができます。

※市立図書館18館の蔵書は2019年の資料によると約404万冊ですが、その全てが貸出しされるわけではありません。

受け取り場所は18の図書館、12の取次所と移動図書館

指定した場所に受け取りに行く必要があります。
受け取りができる時間は朝9時半からで、終了時間は曜日や図書館によって5時から8時半の間です。
移動図書館の場合はあらかじめ決められた場所・日時となります。

横浜市市立図書館の開館日と休館日

配送は土日を除いておよそ2日後

何度か取り寄せをしましたが、予約をしてから取次所に届くまでの日数は、先に予約がない場合でおよそ2日です。
ただし土日は配送業務は行っていないようです。
取次所に本が届くとメールで連絡が来ます。

返却も18の図書館と12の取次所と移動図書館

図書館や取次所が閉まっている場合でも利用できる返却ボックスを設けている場合が多いです。
ただし、施設が閉館している場合など時間の制限がある場合があります。

貸出期間は2週間(延長可)

1日に借りたとすれば、2週間後の15日が返却期限となります。
期限内に読みきれなかった場合は原則1度だけ延長することができます。
さらに延長する場合はその本を持って図書館に行く必要があります。
いずれの場合もその本に予約が入っている場合は延長することができません。

ネットで延長する方法は、検索サイトにログインし、該当の本にチェックを入れるだけです。
延長できないケースではチェックボックスが現れません。

希望の本が貸出中の場合は予約可能

人気のある本には多くの人が予約待ちをしています。
例えば2022年5月14日未明に予約した時点で東野圭吾の「マスカレード・ゲーム」は981番目の順位でした。
貸出までにどれくらいかかるかを追ってレポートします。

人気のある本は全ての図書館にありますし、同じ本を複数揃えている場合もあるので、意外と早く順番は回ってくるはずです。

18の図書館と12ヶ所の取次所の分布

市内18ヶ所の市立図書館と取次所をマップに配置してみました。

下記地図では赤目印で18の区立図書館、緑目印で12の図書取次所で示しています

取次所が密集している場所があります。
2022年5月現在、12の取次所のうち7ヶ所が青葉区に集中しています。

移動図書館を利用

図書館や取次所が近くに無い場合は移動図書館を利用する方法があります。

移動図書館とは図書館の機能の一部を持たせた車で、横浜市内の29ヶ所をほぼ2週間おきに巡回しています。

現在2台で運用されている移動図書館「はまかぜ号」タイムテーブルを作ってみました。

1ヶ月館でこのサイクルを2周するわけですが、1ヶ月はぴったり4週間ではないので、全くこの通りになるわけではなく目安になります。
また、天候が悪い場合は中止になる場合もあります。
正式な運行状況は横浜市のHPPDF)とTwitterを参照してください。

しかしながら、このタイムテーブルを見る限りではあまりにもスケジュールがスカスカと感じ、以下の疑問が生じてしまいます。

・午前中は1ヶ所にしても午後は2ヶ所回れるのでは?
・金曜日の稼働が少ない。
・月曜日は平日なのに休み?
・土日はなぜ休業?(図書館は土日も営業しているのに)

上記を改善することにより現在の29ヶ所を3倍近くに増やせる可能性があります。

図書館の欠点

とても便利な図書館ですが欠点もあります。

表紙にシールが貼ってある

本の管理のためバーコードを貼る必要があることは理解していますが、シールを貼る位置を少しは考えてほしいと思います。

本の数が少ない

人気のある新刊の場合かなりの数の予約が入ります。

需要が高い本については複数の本を備えるといった対応もありますが、限度があります。
購入する場合と違い、手元に届くまでに長い時間がかかる場合があります。

返却期限がある

当然のことですが返却期限があります。
前述したとおり返却期限は2週間で、予約が入っていなければ一度だけ2週間の延長ができます。

本が汚い

多くの人の手に渡るため、汚れてしまうことは避けられません。
表面にはビニールのカバーがかけられていますが、ふやけている、折り目がついている、食べ物のカスが挟まっているなど普通にあります。
衛生意識が高い方には図書館の本は向いていないでしょう。

横浜市以外の図書館

無作為に幾つかの図書館を調べてみましたが、ほとんどの自治体の公立図書館には検索機能がありました。
一度お住まいの地域の図書館について調べてみてはいかがでしょうか。

また読書量が多い方の場合には、引越し先を決める要因にもなりうると思います。

図書館は何のために(誰のために)あるのか

図書館法によると下記のように定義されています。

図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設

私なりに要約すると、市民が必要な本を用意し、読んでもらいやすいようにするということになります。

そのために図書館を増やすべきだという意見がありますが、果たしてそうでしょうか?
多少図書館が増えたくらいでは、恩恵に預かる人はわずかだと思います。
市内の全ての駅前に図書館を建設しない限り、大多数が満足を得ることはできないでしょう。

図書館で本を読まなければ困るという人が、どれくらいの割合いるでしょうか?
ほとんどは、欲しい本を無料で簡単に借りることができれば充分なはずです。

だとすればこれ以上図書館を増やすよりも、多くの駅前に取次所を設置し、巨大な倉庫を作って蔵書を増やすべきでしょう。
そうすることにより図書館の利用格差が減ると思います。

時代により状況は変わります。
現在は誰でもインターネットを使える環境があるのです。

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