自転車散歩@日吉発 〜恩田川源流まで〜
最高気温24度が予想される暖かい日でしたが、鶴見川に出た途端、強い向かい風です。
南西の風にススキがなびいています。
家に戻ろうか迷いましたが、帰りは追い風と言い聞かせ、ノロノロと鶴見川を上ります。
新横浜近くを走る首都高速横浜北西線の横の工事が進んでいます。
かなり大きな現場です。
あとで調べたところ、地上6階建て・延床面積約9万9700平方メートルの物流倉庫ができるとのことです。
鴨居駅の先から恩田川に入り、田園地帯を進みます。
稲刈りが終わった田んぼの中に、やけに緑が濃いところがあるので近づいてみると・・・
二番穂が出ていました。
もう一度刈り取りができそうなレベルの実の量です。
9年間通勤で使った懐かしい道を進みます。
恩田川の本流が分岐する地点に到達しました。
本流が分岐するというのもおかしな話ですが、流れが細いこともあり本流に見えません。
支流の方を本流だと思っていたばかりか、本流の存在すら知りませんでした。
今昔地図を見ると、1960年代以前は本流・支流の分岐点が現在よりも下流よりだったことがわかります。
右地図中心の、丸がついているところが現在の分岐点です。
過去の支流の流れの痕跡が見てとれます。
今日は恩田川の本流を見るのが目的なので、初めての道を上流方向に進みます。
恩田川は姿を隠したり現れたりしながら住宅街を縫ってゆきます。
右側がかなりの斜面になっています。
この道の下に川が流れていると推測されます。
源流近くになり、恩田川が姿を現しました。
まるで側溝のようです。
源流に到着しました。
その名も滝の沢源流公園です。
広々としていてまわりを崖に囲まれた不思議な空間です。
公園とは言っても、草を刈って広場にしているだけで何もありません。
この水溜りが源流のようです。
よくみると、こんこんと地下水が湧いています。
源流らしい源流を見ることができたことに満足しました。
この時点で13:30になっていました。
向かい風だったこともあり、ここまでの約30キロに2時間15分を要しています。
同じペースで帰ると、家に戻るのが16時近くになってしまいます。
うかうかしていると暗くなってしまうと焦りましたが、川沿いの下りで追い風だったこともあり、往路よりも30分ほど短い時間で帰ることができました。
11月後半ですが暖かい日だったので、路上にかなりの数のカマキリを見ました。
本日の走行
距離:61.0km
時間:4時間0分
獲得標高:159m