点数制による洗濯機の選び方

洗濯機の電源が突然落ちるということが、今年に入って2度ありました。
寿命を終える日が近いのかもしれません。

1行日記で確認したところ、購入してから8年あまりが経過していました。

前回洗濯機を買い替えたのは、使っていた洗濯機が動かなくなったからでした。
その前の洗濯機は15年以上使っており、調子が悪いのを放置して使っていたところ突然動かなくなったのでした。

洗濯機の大きさ表示について

当時の家は洗濯機置き場が狭かったため、スペースに入る洗濯機が少なく、選べる機種が限られていました。

ところが配送されてきた洗濯機を設置したとき、私は愕然としました。
スペースぎりぎりの大きさのはずが、数センチ余裕があったのです。

洗濯機の幅には排水ホース分も含まれているということが理由でした。
当時はどのメーカーも同じような表示方式でした。

それっておかしくないですか?
ほとんどの家庭ではホースは排水に固定されているならば、カタログには排水ホースを除いた寸法を主表示するべきです。

現在でも寸法の表示が排水ホースを含んだ寸法で表示されているメーカーがあることは驚きです。
あるメーカーの表示方法は下記のようになっています。

外形寸法(幅×高さ×奥行)給・排水ホースを含む : ***×****×***mm

間違ってはいませんが、「給排水ホースを含む」という文言を見落とす人は一定数いるはずです。
見落とす人が悪いというのは間違った見解です。
リチャード・セイラー氏も言っていますが、人間は完璧では無いという前提に立った表示をするべきです。

より間違いのおきにくい表示方法とは下記のようなものだと思います。

外形寸法(幅×高さ×奥行) : ***×****×***mm(ただし排水ホースを含んだ幅***mm、)

図で示すと、さらにわかりやすいでしょう。

我が家の場合は、洗濯機置き場の幅はあまりあるほどあり、高さもよほどのことがないと問題なさそうですが、最終的には要チェックだと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、以下に後悔しないための洗濯機の選び方を示させていただきたいと思います。

縦型かドラム式か

ドラム式の洗濯機の最大の利点は、乾燥機能だと思います。
縦型洗濯機にも乾燥機能を持つものは多いですが、ドラム式と比べるとはるかに能力が劣ることは明白です。
乾燥機が必要ならば、ドラム式を選ぶべきです。

ちなみに我が家は南向きで日当たりが良く、洗濯物はよく乾きます。
雨などで外に干せない場合は、浴室乾燥機能があるのでこれ以上乾燥機は必要ありません。
浴室乾燥のコストは1時間32円ほどですが、使う回数が少ないので気になりません。

乾燥機能が不要であれば高価なドラム式洗濯機を買う理由が無いため、縦型式に絞って選定作業に入りました。

機能別点数割り当て

1. 洗浄力

すごく大事なことではありますが、それほどの大きな差は無いと考えます。

洗濯中に上から水をかける方式には説得力が感じられるため、90〜100点としました。

2. 絡まない脱水

これは、自分にとって最もほしい機能です。
現在の洗濯機は洗濯物の絡まりつきに対しての対策が無いため、洗濯機の蓋を開けた時にはがっかりすることが多いです。
絡まりを防ぐためには、洗濯物の量を少なくする、ネットに入れるなどの対策が必要ですが、洗濯物を少なくすることにより洗濯回数が増えランニングコストが上がります。
対策として、ひとつひとつネットに入れる方法がありますが面倒です。

この機能の必要性が大きいため、振り分ける点数は80点と高くしました。
そのため、絡まない脱水機能が無い機種は著しく不利になります。

3. 中が見えること

2021年2月上旬時点で、価格.comにて日立のVシリーズとEシリーズ(普及機です)の7機種の全レビュー90件を見たところ、実に11人が洗濯中の状態を見ることができないことに不満を述べていました。
洗濯物が回るところを見たいという需要は多いようです。

ちなみに、私が洗濯物が回るのを見たいというだけではありません。
見なければならない理由があるのです。

自分の場合、色落ちさせたくないものや汚れの度合いが強い洗濯物の場合は、粉石けんを使っています。
下記記事でも書きましたが、石けんの洗浄力は合成石けんよりも上です。

石けんを使った洗濯を行う場合、洗濯物の量や汚れ具合により泡立ちが異なるため、回っている洗濯槽を監視することが欠かせません。

このことに対する点数は50点ですが、オールオアナッシングになるため、中が見えない機種は選ばれにくくなります。

4. 糸くずフィルター

この機能が無い洗濯機は無いと思います。
我が家の8年前の洗濯機でさえもそこそこ便利にできています。

配点は50点満点とました。
この機能に関しては多くの機種は満点になりますが、中には古いタイプのネット(網)を使用するものがあり、これは半分の25点としました。

5. ランニングコスト

ランニングコストにしめる割合の多くは水道料金です。
電気代も機種によって多少の差はありlますが、水道料金と比べると影響は小さいです。

点数に関しては、価格.comに記載されている「洗濯1回あたりのコスト(目安)」を使用することにしました。
kg容量により数値が変わるので、8kgの数値を採用します。
8kgのものが無い機種については数値を8kgに換算しました。
(例)7kgで25円の場合は、25÷7×8=28.6円

そのまま数字を使用すると、コストの高い機種ほど点数が高くなってしまうため、1をコストで割った数字に2500をかけたものを点数としました。
(例)1回のコストが25.5円の場合、1/25.5×2500=98点

長い目で見ると、ランニングコストの差は大きいです。
今回調査したものの中で、コストの差は最大で13.1円でした。
毎日1回洗濯するとして、10年で47,815円もの違いになってしまうため重要視し、高めの配点としました。

6. 洗濯機清掃機能

この機能に関して、系統だった比較テストをしたものを見つけることができませんでした。

すすぎと脱水をする過程で洗濯槽の汚れも落ちる気がしないでも無いですが、一応少なめに配点をしておきました。
もしこの機能がなくても致命的ではありません。

例外として、シャープの場合は洗濯槽に穴がなく、そもそも裏側にカビが生えるリスクが低いため、全機種満点+10点としました。

必要の無い機能

1. 乾燥

前述したとおり、自分には必要が無いため配点を付けませんでした。

2. 洗剤自動投入

複数の洗剤を使い分けており、主力の洗剤は粉石けんです。
粉石けんを使用する場合、事前に洗面器を使いお湯で溶かさなければらないため、自動投入できません。
自分には必要が無いため配点を付けませんでした。

3. スマホ連携

この機能の存在意味がわかりません。

消費者に付加価値を高めたような錯覚を起こさせ、価格を上げる目的の様に感じます。

4. 風呂水ポンプ

あれば便利な機能だとは思いますが、以前この機能が購入後にすぐ壊れたことがあり、耐久性に関して信用できません。
また、汚れた風呂水がポンプ内部や管の中を毎日の様に通過するにもかかわらず清掃のしようも無いので、衛生的にも心配です。

ちなみに「風呂水ポンプ 故障」でググった場合の検索結果数は158万件でした。
この数字は、「洗濯機 故障」が848万件だったことから見て故障が多い部品ではないかと疑っています。

現在はバケツで風呂水を汲んでおり良いトレーニングにもなっているので、無くても良い機能と思い配点を割り振りませんでした。

5. 温水洗浄

電気でお湯を作ることは、ガスと比べてコストパフォーマンスが悪いので、あったとして使いたくありません。

メーカー別概要

1. パナソニック

日立と並び人気があるメーカーです。

さまざまなタイプの機種の中から選ぶことができます。

2. 日立製作所

ビートウォッシュが消費者の指示を得ているようです。

洗濯物が回るところを見せないというポリシーがあるようです。

ビートウォッシュ以外にも、白い約束という普及機がありますが、ネーミングが昭和です。

3. 東芝

フル装備の上位機種に加え、普及期は大型タイプと小型タイプに分かれています。

良い意味で特徴がないという感じです。

4. シャープ

洗濯槽に穴が無いことが第一の特徴です。
洗濯槽の裏側がカビにくい、水の使用量が少なくて済むというメリットがあります。

クチコミで脱水性能が悪いと言う指摘も散見されましたが、決定的なデメリットでは無いと判断し、減点はしませんでした。

上から水をかける洗浄方式では無いため、洗浄力の項目で少し点数を減らしました。
上位機種のPWのみ超音波ウォッシャーを内臓しているということで減点しませんでした。

5. アクア

アクアは消滅したサンヨー電気を吸収したメーカーです。

最上位機種にのみある、「超音波洗浄機らくらくSONIC」という機能に興味を持ちました。

機種別点数一覧表

調べた各洗濯機の機能を表にまとめて見ました。

洗浄力ほぐし脱水中が見える糸くずフィルタ自動桶洗浄ランニングコスト逆数洗剤自動投入乾燥合計
配点1008050502010000400
日立
BW-V100800502024.6102352
BW-X100800502022.1113363
BW-DV100800502024.5102352
BW-DX100800502023.6106356
NW90805050033.475345
パナソニック
F90800502037.766306
FA908050502025.598388
JFA908050502025.598388
FW90800502025.598338
FD8000502025.598248
東芝
ZABOON SD90800502025.698338
ZABOON V90800502025.399339
ZABOON D90800502027.292332
ZABOON SV90800502024.5102342
シャープ
GE80800253028.388303
GV808050253022.8110375
TX80800253022.8110325
PW100800253022.8110345
アクア
GTW90050502023.1108318
Prette GVX1108050502024.4102412
Prette GV908050502024.4102392
GS90050502034.772282
S90050252041.261246

アクアの2機種が1,2フィニッシュとなり、パナソニックの機種が続きました。
(注:順位は随時変わります)

1位、アクア Prette AQW-GVX80J・・・69,300円
2位、アクア Prette AQW-GV80J・・・58,078円
3位、パナソニック NA-FA80H8・・・89,100円
4位、シャープ ES-GV8E・・・77,238円
5位、日立 BW-V80F・・・76,500円

価格は最安ではなく、ヤマダウェブコムで統一してあります。

まとめ

一応の結果は出ましたが、これで終わりではありません。

第一に、洗濯機はまだ買い替えません。
買い換えるのは現在のものが壊れた時です。
壊れてから次を検討ではじっくり検討する時間が無いと思い今回の調査となりました。

検討がこれで終わりでは無い理由は他にもあります。
洗濯中の中を見れない問題です。

今回の調査で3位となったビートウォッシュと東芝の2機種は仮に洗濯中の機内を見ることができれば1位となります。
ピートウォッシュの場合は蓋を開けると動作が止まることがわかっていますが、東芝の2機種はその点の確認ができていません。
確認のためには実店舗かメーカーに尋ねてみるしかないようです。
また、ビートウォッシュに簡単な改造をすることにより、洗濯中の状態を見れる様になるという話もあります。

今後も調査を続けたいと思います。

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