ワイヤーネットと結束バンドで完璧なフライパン収納をDIY
長年思いつかなかったフライパンの収納方法
現在の家に引っ越して10年、シンク下の収納に悩んでいました。
買い物かごに適当に入れていたため、下のものを取り出すのに苦労していました。
特に比較的使用頻度の高いフライパン置き場の最適解が見つからずにいました。
先日偶然、下記のページを見つけました。
下記の点で、求めていたものにピッタリな理想的なものでした。
・フライパンを横に置くことができる
・棚に厚みが無いためスペースが無駄にならない
・棚の間隔を選べる
・工作の難易度が低い
・安い
長方形のワイヤーネットのみで組み立てているため棚の部分が手前に張り出してしまうところが残念でしたが、余った分は切断しようと考えました。
材料購入
早速DAISOにて44cm×29.5cmのワイヤーネットを購入しました。
6枚欲しかったのですが、4枚しか在庫がありませんでした。
しかし他のDAISOに行ってみると、
29.5cm×29.5cmの正方形のものが売っていました。
これではみ出し部分を切断する手間が省けます。
それだけではなく、切断した場合の強度の低下も防げます。(外周より内側のワイヤーの方が細いので、切断した場合4辺のうち1辺が細くなってしまうのです。)
組み立て
基本的にワイヤーネットを結束バンドで締め付けるだけです。
最初にコの字型を作ります。
棚部分を取り付ける際に注意点がひとつだけあります。
下記の写真は悪い例ですが、結束バンドが横棒の下を通過しているために上から棚部分を押すと下にずれてしまいます。
それを防ぐためには結束バンドが横棒の上を通過する必要があります。
写真をよく見ると反対側はそうなっています。
逆に棚の向こう側は下から押すと上にズレるようになっています。
ちなみに奥より手前の方を一段高くしました。
これは参考例の作品に倣ったもので、フライパンなどを取りやすくするためです。
結束バンドの余りをハサミで切って完成です。
3軸方向に力が分散されているため強度は充分なようです。
設置
シンク下に設置してみましたところちょうどいい感じです。
奥よりも手前を高くしたのは正解でした。
上部の余裕は6cmほどありました。
私のキッチンは通常より丈が高いものを入れているのですが、キッチンによっては入らない可能性がありますので注意が必要です。
材料と費用
・DAISOワイヤーネット(44cm×29.5cm):3枚
・DAISOワイヤーネット(29.5cm×29.5cm):3枚
・結束バンド(20cm):16本
計700円。
今回使用した結束バンドは20cmのもので引っ張り強度が18kgもあったので、かなり小さいものでも大丈夫だと思います。ちなみに同じメーカーで7cmのものは、引っ張り強度が8kgでした。
感想
フライパンを入れてみても強度的な問題は感じられませんでした。
長年使った場合凹んでくることはあるかもしれませんが、むしろ多少凹んだほうが収まりが良くなるかもしれません。
収納力が増えたため、あと2つほどフライパンを入れる余裕ができたことが嬉しいです。
シンク下の左側に余裕があるのでもうひとつ作りたいと思います。