餃子の皮を使った究極かんたんレシピ 〜皮に野菜と肉を載せて丸めるだけ〜
先日Twitterでバズった餃子の皮を使ったパズり飯をアレンジしたものを紹介させていただきました。
しかし、これはもはやインスパイアされた新メニューではないかと思い、新たに考え直してみました。
餃子の何が面倒なのか?
餃子を作るのには結構手間のかかる作業です。
では何が面倒なのかというと、餃子作りには2大難関があります。
1.具を作るのが面倒
通常の餃子を作るためには、キャベツあるいは白菜のみじん切りが欠かせません。
餃子作りの工程の中で、最も時間がかかるのがみじん切りの作業です。
時間がかかるうえに、刻んでいるうちにまな板から外れて散らかってしまい、片付けるのが大変です。
刻んだだけではダメで、茹でるあるいは塩で揉んで水を絞る工程もあります。
調味料をたくさん準備しなくてはなりません。
自分の場合は、しょうゆ、酒、しょうが汁、ラード、ごま油、さらに薬味として刻みネギも使っています。
肉と野菜を揉んで混ぜる工程があり、これがまた手が汚れる作業です。
2.皮に包むのが面倒
慣れた人にはなんでもない皮包みですが、苦手な人は多いです。
皮包みを難しくしているのはヒダをつける作業です。
そのため餃子包み器なるものが売られているほどです。
しかしながら、そのような器具で包んでも本来の機能にはほど遠いので、ヒダをつけずに包んでも同じでしょう。
餃子は焼き目が上になって出てくるので、ヒダは隠れているのです。
皮包みが得意な方でも、市販の皮を使う限りは皮を閉じるために水をつけなければならず、これが地味に面倒です。
究極かんたん餃子のレシピ
具を作ると皮に包むという2大面倒なことを放棄したのが、このかんたん餃子です。
作り方は以下の通りです。
1.餃子の皮を並べます。
※市販の皮を使う場合は、なるべく大きなサイズのものを使い、霧吹きで水分を与えて柔らかくするといいです。

2.野菜と肉を載せます。

1.筒状に丸めます。

当然ですが、焼き餃子専用です。

減らした労力を皮の手作りに注入
あまりにも簡単にできるので、時間があれば皮を手作りしてみることをおすすめします。
手作りの皮には以下のメリットがあります。
- プリプリして美味しい
- とじたところがくっつきやすい
- コストが安い
皮を作るのは難しいイメージがありますが、意外と簡単です。
1.強力粉を熱湯でこねる

2.等分する

3.手のひらで潰す

4.のし棒で平たくする

動画を作ってみました。
写真と文章よりわかりやすいと思います。
まとめ
専門店の本格的な餃子には敵いませんが、自分の作った通常餃子には遜色がありません。
餃子の美味しさのかなりの部分は皮の美味しさだということがわかりました。
すきまが開いたまま水を入れて焼くことに抵抗がありましたが、なんの問題もありませんでした。
通常の餃子でも同じようにきちんと口を閉じなくても良いのではないかと推測されます。
野菜を切ったり調味料を混ぜたりする必要がないことは調理時間の短縮に最も役立ちました。
通常の餃子を作る場合、皮を作るところからだとおよそ1時間かかりますが、この餃子は15分くらいでできます。
皮を市販のものにした場合は、5分くらいでできてしまいます。(焼く工程を除いて。)
野菜はキャベツ、白菜の他、もやしも使えます。
最も安い野菜であるもやしを使うことが可能であることは、コスト的に大きなメリットがあります。
通常の餃子は具に醤油を練り込んだ上、食べる際にタレをつけるので、塩分摂取が多くなってしまいます。
今回紹介させていただいたレシピでは、醤油を練り込まないため塩分摂取が大幅に減ります。
栄養価は通常の餃子とあまり変わりません。
さらにチーズを入れてみるのも良いでしょう。
栄養バランスに優れたレシピなので是非お試しください。