洗面所の収納をDIY
洗面所収納の現状
洗面所の収納についてはこれまで考えていませんでした。
下記の写真は、洗濯機の上の現在の状況です。
洗濯機の上にたまたまあったわずか奥行き65mmのスペースに、洗濯用洗剤等を乗せています。
洗面所に収納したいものは何か
洗剤以外に洗面所に収納したいものは、なんといってもタオルです。
現在は、寝室の収納にバスタオルとフェイスタオルを置いているのですが、洗濯する際に交換を忘れてしまい、風呂上がりにずぶ濡れで寝室までバスタオルを取りに行くということが度々でした。
また台所が洗面所の隣なので、台所用のタオルも一緒に収納できれば格段に利便性が増します。
このことに気づかず6年半放置していたことが悔やまれます。
収納の設計を考える
壁面の状態を図にしてみました。
左側は壁、右側は洗面台があります。
青く塗った部分が、コンクリートに壁紙が直貼りされている部分です。
コンクリートのネジを打つことは不可能ではないですが、それはやりたくありません。
ツーバーフォーの柱を2本通し、そこにL字金具で棚を取りつけることにしました。
簡単なイメージ図を描いてみました。
ツーバイフォーの柱はディアウォールにより上下に突っ張ります。
それぞれの棚を上から見た平面図も描いてみました。
洗剤ストックも効率よく収納できそうです。
タオルについては、実際に畳んでみました。
バスタオルは、「ホテル折り」に近い畳み方により、上から見て280mm×200mmになるようにしました。
フェイスタオルは普通に3回折って150mm×200mm、端を隠す折り方で160mm×200mmです。
バスタオルとフェイスタオルの幅の合計が730mmあるいは760mmになり、棚の幅805mmに余裕を持って収まるはずです。
製作開始
板を切断
自作のソーガイドを使い、元テーブルの板から棚材を切り出します。
長い距離の切断は本当に大変なので、ホームセンターで切断をお願いしたかったところですが、予算削減のためには仕方がありません。
仮に板を購入した場合の金額はネット調査では1,100円〜1,480円でした。
ツーバイフォーの柱を設置
上の棚を付ける取っ掛かりとしてスペースにツーバイフォーの柱を設置します。
これまではディアウォールを使っていましたが、今回はさらに強力に設置できそうなタイプのものを採用しました。
「ラブリコ ツーバイフォーアダプター」という商品です。
細くなっている金属の部分に棒を指して回して上下に強力に突っ張ります。
ツーバイフォーの柱は、上下のスペースよりも70mm(説明書では75mm推奨)短く切断しました。
棚取り付け(L字金具使用不可)
下の棚はL字棚受け金具により壁(下部の枠)に直接取り付ける予定でしたが、ネジが通りません。
フレームに金属が使われているようです。
仕方が無いので下の棚はL字金具6本でツーバイフォーの柱に取り付けました。
それほど重いものを載せるわけでは無いので、強度は大丈夫そうです。
完成
上の棚は普通にL字の棚受けで取り付けました。
ちなみにL字棚受けは100均(seria)のものです。
下の段に取り付けた鉄線上の金具は、裏に置く洗剤ストックとの境界です。
これも100均(DAISO)で購入しました。
さっそく荷物を乗せてみます。
洗剤の奥にはストックを置くスペースがあります。
タオルの収納数は、なぜかシミュレーションの時より少なくなりましたが、イメージ通りに収納することができました。
反省点
- ネジが効かない壁があった
そのため壁に余計な穴を開けることになってしまいました。 - タオルがきれいに収納できない
これは収納のせいではなく、タオルが薄手なことによります。
また、タオルの大きさと色が違うこともチグハグな印象に一役買っています。
ともあれ、これまでと比べて格段に利便性が増しました。
今後ゆっくりとタオルを買い揃えて行きたいと思います。